COLUMN

おっぱい事変15|運動習慣

2022年4月に乳がんが見つかり、6月から12月まで治療を受けていました。これはその期間中の記録です。前々回「おっぱい事変ー13」は、治療が始まった2022年6月の出来事でした。今回はそこからの続きです。

朝のトレーニング

抗がん剤点滴その後

2日目の急激な体重増加にショックを受け、3日目に水分大量摂取、4日目に体重が元に戻り胸を撫で下ろした後。6日目にして朝のトレーニングを再開しました。

    トレーニング内容は

  • まず、ストレッチ。肩〜首〜背中〜膝〜ふくらはぎ。
  • 次に、縄跳び〜大胸筋〜腹筋〜スクワット。この一連を3セット。
  • 最後に、ストレッチ。肩甲骨〜腰〜お尻〜太もも〜ふくらはぎ〜膝。
ふくらはぎストレッチ
縄跳び
腹筋
太ももストレッチ

このトレーニングを始めたきっかけはLDLコレステロール(いわゆる悪玉)を減らすためです。2021年3月に、LDLコレステロールが基準値をかなり超え、このままではいかんと一念発起。4月から縄跳びを始めました。当初3ヶ月程は、十分なストレッチをせずに長い時間飛び続けて、腰を痛めてしまいました。その後、整体院のアドバイスを受けながら、現在のメニューに行きつき、朝の習慣にしていました。

抗がん剤治療が始まって、朝のトレーニングが続けられるか心配でした。折角良い習慣がついたのに、治療で頓挫してしまうのか、、

初回点滴の2日目、3日目は、体重を元に戻すのに必死。4日目、5日目は次回点滴に向けての探求に没頭。6日目にして恐る恐る始めてみたら、大丈夫!カラダを動かすと体内の循環が良くなって、とても晴れやかな気分。なにかを克服したような思いでした。

がんは自分で治すものなんだな。

ふと、そう感じました。自分のカラダと向き合って、これ以上がんが悪さをしないようにするのは、自分の役目。受身じゃダメ。もちろん薬や手術も大事ですが、それは補助的な存在だと考えるようになりました。

朝のトレーニングを続けよう!

便利なアプリ

トレーニングを継続するのに役立ったスマホアプリがあります。

トレーニングタイマー

トレーニングメニューの継続時間やインターバル、セット数の設定などが自由にできます。私の場合、トレーニング全体を20分にして、その中に各メニューを組み込んでいきました。

習慣にするには、苦行にしてはいけないと思い、時間も長すぎず短すぎず、内容もキツすぎずラクすぎずを心掛けました。続けていくうちに内容を改変しながら現在に至っています。

アプリが時間をカウントして合図を出してくれるので、運動に集中できるし、とても気に入って使っています。

体重も戻ったし、朝トレも再開できました。1回目点滴の経験を踏まえ、2回目に臨まねば。

(つづく)

🎀乳がん治療奮闘記。2023年に入ってからのペースは10日に1回を目指します。たまに遅れますが、どうぞご容赦くださいませ🎀

ウィッグを外しましたー

オブラブ代表 Mayumi Nishizawa

武蔵野美術大学卒業。つくること全般に興味があり、凝り性。好きな言葉「歩留り」