COLUMN

おっぱい事変14|ピンクリボン

今回はリアルタイム。今日は2022年12月22日。

205日間に渡る治療が終わりましたー

6月1日から始まった抗がん剤治療、10月17日の手術、12月1日から始まった放射線治療。

がん治療3本柱すべてが、本日終了しました!!!

6月1日から12月22日まで、トータル 205日間。

長かったような、短かったような。

でも、やっぱりあっという間かなぁ。

感慨深いです。

早期発見。早期治療。

「乳がん治療中なんです」とお話しすると、「それは大変ですね」と言われる事がほとんどですが、私の場合は辛い症状はゼロに等しく、こんなに軽く済んだ事に、ただただ感謝しています。

病状や治療経過は人それぞれで一概に言えないかもしれませんが、私の実感として、初期段階でがんを見つけられれば、その後のダメージが少ないと思います。

抗がん剤治療は点滴の間隔が短く、回数も少なければ、短期間で済みますし、手術で摘出する部分も少なくなります。そして放射線治療も回数が少なくなります。

早めに手を打てば、ほぼ治ります。

もし今年乳がん検診を受けなかったら、次は再来年の検診になっていました。再来年を待たず自覚症状が出て、自主的に検診を受けたとしても、発見が遅くなり乳がんはもっと進行していたでしょう。

これは全て「たら・れば」の話になりますが、治療や症状が今のように軽くはすまなかったかもしれません。

経験者として声を大にして言いたい。

40歳を超えたら、乳がん検診を定期的に受けましょう。

マンモグラフィー痛い、と思って敬遠しないでください。痛くない場合もありますし、たとえ痛くても一時のことですから。

まだ油断はできませんが

主要な治療は終わりましたが、薬の服用は今後5年間続きます。再発の可能性だってあります。

でも今日は、205日間の治療を振り返り、しみじみと美味しいものを食べて過ごしたいと思います。

お疲れさま。わたし。

( つづく )

ウィッグを外しましたー

オブラブ代表 Mayumi Nishizawa

武蔵野美術大学卒業。つくること全般に興味があり、凝り性。好きな言葉「歩留り」