COLUMN

おっぱい事変16|水責め再び

2022年4月に乳がんが見つかり、6月から12月まで治療を受けていました。これはその期間中の記録です。

抗がん剤点滴2回目に向けて

1回目の点滴後の3キロ増ショックを経て、2回目はどんな対策を取るか?

1つ試そうと思ったのは、塩分を適度に摂ること。

> ぬか漬けはどうかしら? 発酵食品で腸内環境も整うし。梅干しも良いかな。

水分も摂らないと。

> ルイボスティーとあずき湯を飲んでみましょう。

『健康になる食べ物と栄養素の教科書』を読み込んだ結果

> 免疫力を高めるという点で、キノコ(酢漬け)とワカメ(酢の物)

> 抗酸化作用があるという点で、にんじん(ぬか漬け)とトマト

> たんぱく質を摂る意味で豆腐や豆乳の豆製品とナッツ

点滴後はなるべく調理しないで食べられるように、そのまま食べられるものを中心に準備しました。

そして迎えた6月15日

この2週間の学習成果をぶつける日がやってきましたー

前回は丸腰でしたが、今回はそれなりの装備をしての第2ラウンド。小学生が高校生くらいになっている気分です。やってやるぜエピルビシン(1)、待ってろよエンドキサン!(2)

まずは採血して、体の状態をチェック。白血球OK。1回目に浮腫みが出たので腎機能をみる意味で採尿も。こちらも問題なし。

という事で2回目の点滴へ。

1回経験しているせいか、今回はあっという間に終わった印象でした。

(1)(2)抗がん剤の名前です。

ここからが本番

家に帰る前に図書館へ行き、発酵食の本ばかり借りました。そして通りかかった地元の豆屋さんで、堅焼せんべいと炒り豆を購入。こういった口の中を傷つけそうなものは良くないのに、、衝動に駆られつい、、塩分とたんぱく質を本能的に求めているんでしょうか。

帰宅後は、水分と塩分を摂取。

18時までに、ルイボスティーを2L超飲みました。塩分はおせんべいや梅干し、ぬか漬けも。

炒り豆やキノコ・ワカメ等ちょこちょこ食べていましたが、吐き気などは全然無く、頭がもやんとして体が少し熱くなった程度でした。

下半身が少し張ってきたように感じたので、体を動かした方が良いと思い、スクワットや鼠蹊部(そけいぶ)を動かす運動をひとしきりやりました。

22時までに、ルイボスティーやあずき湯を合わせて1L超。8時間で3L超の水分補給。補給というレベルじゃないですね。爆給という感じ。抗がん剤への水責めで体力を消耗し、この日は就寝。

さあ、明日はどうなる?

(つづく)

🎀乳がん治療奮闘記。2023年に入ってからのペースは10日に1回を目指します。たまに遅れますが、どうぞご容赦くださいませ🎀

ウィッグを外しましたー

オブラブ代表 Mayumi Nishizawa

武蔵野美術大学卒業。つくること全般に興味があり、凝り性。好きな言葉「歩留り」