COLUMN

おっぱい事変9|思わぬ方から

これは、ここ1年半くらいの期間に起こった、いや現在も進行形の、そこそこ人生を揺るがせたお話です。

抗がん剤治療始まりました〜其の2

来るのか吐き気?

1回目の抗がん剤点滴を終え、帰宅。

お腹空いた…

鮭と梅の王道おにぎりを、普通に食べられました。この時14時くらいだったと思います。

17時頃。頭がモヤーッとして、その後カラダがカーッと熱くなってきました。ついに抗がん剤VSカラダの闘いが始まりましたー!!!

18時過ぎにやんわり吐き気の予感。ついに来たかと思ったら、あれ?お腹空いてる? 

その後吐き気は起こらず、食欲の方が勝って梅干しと豆腐を食べました。甘いものより、塩気・水気のあるもの、酸っぱいものが食べたい気分。

19時頃、うっすら気持ち悪いようでもあり、一方で食欲も軽くある。吐き気VS食い気の攻防。胃が抗戦しているのか!? 

20時頃、おっと吐き気に傾くか!と思ったら、今度は腸が抗戦!便意を催すことで吐き気が後退。

よく戦ってますーー、わたしのカラダ。

その後は、ずっと食い気が優勢に立ち、キュウリ、トマトを食べて就寝。

夜中にカラダが熱くなって目が覚め、検温。でも平熱。お腹空いた…と思って豆腐を一口。ちょっと気持ち悪くなったかな?と思ったらすぐ便意。

こうして振り返ると、吐き気を催しそうになると、食欲と便意が起こって、気持ち悪さが吹っ飛ぶ。という繰り返しでした。胃腸が丈夫で良かった…お母さん、お父さんありがとう😭

2日目の衝撃

点滴当日の夜は、強靭な胃腸による抗戦で、ほぼ吐き気は起こらず、朝を迎えました。

いつものように体重測定。

えっ!!!

一瞬目を疑いました。

一晩にして3キロ増!

なんで? 昨日ちょこちょこ食べたけど、3キロ太るほどの量じゃないでしょー 下半身が重い。肉襦袢を着ているような感覚。顔も腫れてる。

さんざん脅かされていた吐き気が起こらず、乗り切った!と思っていた私に別の角度からパンチが入りました。

どこにも書いてなかったぞ、体重増加! どういうこと?

この日は、白血球を増やす注射を打ちに行ったので、早速先生に報告しました。

「血圧・脈拍は正常ですね。心臓がドキドキするとか息苦しい時は電話してください。」

すぐに手を打つ程の事じゃないんですね… 冷静な先生の対応をよそに、結構衝撃を受けた私は、この日軽く寝込みました。

(つづく)

🎀現在進行形の乳がん治療奮闘記。週1回を目指して書いていきます🎀

ウィッグを外しましたー

オブラブ代表 Mayumi Nishizawa

武蔵野美術大学卒業。つくること全般に興味があり、凝り性。好きな言葉「歩留り」