COLUMN

おっぱい事変21|3度目の正直

2022年4月に乳がんが見つかり、6月から12月まで治療を受けていました。これはその期間中の記録です。乳がんステージ1と告げられてから早1年が経過し、すっかり元気になった私の頭から、がん治療の記憶が加速度をつけて薄れていきます。早く出力しておかないとー

壁を超えた

3回目にして!

朝起きた時に、頭に何かが溜まっているような感じがないのと、下半身の重さが無い。これはもしやと思って体重計に乗ってみると。

わずか1キロ増!

カリウム作戦が効きましたー🎉🎉🎉

6月1日から始まった抗がん剤治療。1ヶ月弱を経て、浮腫み体重増加は乗り越えたー(1キロ増えてるけど)

この喜び!この達成感!

初回の衝撃から、ついにここまで来ました…(涙)

勝因はカリウムと家事労働でしょう。

きちんと考えて食べて、体を動かす。治療中だからと言って安静にしすぎない。

特別扱いしない

自分がなってみて思ったのは、がんは特別な病気ではないという事です。

いまや日本人の2人に1人はかかるのです。

そして治るんです。

私が子供の頃は(半世紀前くらい?)は、がんは死に至る病、本人にはなるべく隠し通して召される日を待つ、みたいなイメージでした。もうそんな時代は終わっています。

正しい知識を得て、きちんと向き合えば、治るっ!

この時は、がんが消えた訳でもないのに、ものすごい達成感と手応えがありました。

自分で考え行動すれば、がんは消える。薬や手術は補助にすぎない。

そんな考えが強くなりました。

7月からは少しずつ仕事復帰! その前に壁を越えられたー やったーー

(つづきます)

🎀乳がん治療奮闘記。自分の記憶が薄れないうちに書かないと〜🎀

ウィッグを外しましたー

オブラブ代表 Mayumi Nishizawa

武蔵野美術大学卒業。つくること全般に興味があり、凝り性。好きな言葉「歩留り」