出産祝いの基礎知識とマナー。喜ばれるギフトを贈るために気を付けたいポイント。

身近な人や友人、お世話になった方に赤ちゃんが生まれるのはとても喜ばしいことですよね。お祝いのギフトは喜ばれるものを、そして、大切なお祝いなのでマナーをしっかりと抑えたいところです。今回は出産祝いの基礎知識と、贈る際の注意点やタブー、オブラブが考える喜ばれるギフトについてまとめてみました。

01|妊娠祝い、出産祝い、出産内祝いの違いは?

■ベビーシャワー(妊娠祝い)

出産前、妊娠中に贈るギフトのこと。一般的に妊娠安定期は、妊娠5~7ヵ月頃と言われています。安定期に入る5ヶ月頃に報告をする方が多いです。最近ではアメリカ発祥の「ベビーシャワー」というお祝いも浸透してきていますが、妊娠のお祝いにギフトを贈ったり、お祝いをするかは相手の状態や関係性を考慮して行うようにしましょう。安定期とは言え、つわりが酷かったり、体調が良くない状態が続く妊婦さんもいらっしゃいます。また、万が一のことを考えて、出産祝いは控えるというのもひとつの考え方だと思います。

もちろん、本人が「ベビーシャワーをやりたい!」と希望している場合には、体調を気遣いながら、新しい命を授かった喜びを一緒に分かち合い、お祝いしましょう!

ベビーシャワーでは「おむつケーキ」やベビー服など、出産後赤ちゃんが使うものを贈ることがありますが、一般的な妊娠祝いのギフトではプレッシャーにならないようにベビーグッズを贈るのは避けた方が。妊婦さん自身がリラックスできたり、体をケアできるアイテム、ノンカフェインやノンアルコールのドリンク、赤ちゃんが生まれてからも使えるブランケットなども喜ばれますよ。金額は、お返しに気を使わせないように3,000〜5,000円程度のものを選ぶと良いでしょう。

■出産祝い

出産後に贈るギフトのこと。出産祝いは、生後7日(お七夜)〜1ヶ月(お宮参り)の間に贈ると良いとされています。しかし、帝王切開などの場合は出産後1週間程度入院をするケースもありますし、まずは相手の体調を気遣ってあげてくださいね。時期的には生後2〜3週間の間に贈ると良いでしょう。遅れてしまった場合にはお詫びの言葉を添えて贈りましょう。

一方で、最近では友人の出産を直接の報告ではなくSNSで後から知ったり、落ち着いてから報告を受ける場面もあります。そのような場合には、出産を知った時点でお祝いの気持ちを伝え、相手の都合の良いタイミングでギフトを贈ったり、時期がズレてしまった場合は、1歳のお誕生日祝いとして渡すというアイディアも。キッズまで使えるスリーパーなどもおすすめです!

■出産内祝い

出産した側が贈るギフトのこと。出産内祝いは、現在では出産祝いをいただいた方への「お返し」の意味で使われることの多い言葉ですが、本来は「身内でのお祝い」という意味。出産などのおめでたいことがあった際に、親戚や近所の方に贈り物をして、喜びを分かち合うための風習でした。現在では一般的にお返しの意味が浸透してるので、その地域にあった「内祝い」に沿って贈るのが望ましいです。

一般的には贈り物を頂いた方に、生後1ヶ月以内に贈るとされていますが、慌ただしく時間が取れなければ2ヶ月以内を目安に。遅れてしまった場合は、お詫びのお礼状を添えて送りましょう。金額は頂いたものの半分程度の額のものを選びましょう。オブラブでは、赤ちゃんだけでなく、大人にも喜ばれるギフトをご用意しています。

02|出産祝いのギフトの相場金額は?

出産祝いは、贈る相手との関係性によって相場金額が異なります。

親   族 10,000~30,000円
友人・知人  5000~10,000円
会社 関係  5000~10,000円

金額よりも贈る気持ちが大切ですが、お祝いだからと言ってあまりに高額なものを贈ってしまうと、相手もお返しに困ってしまいます。金額設定においても、相手の立場に立ったギフト選びを大切にしましょう。

03|出産祝いにはどんなものを贈ると喜ばれる?

出産祝いにおいては、赤ちゃんが使うものを贈るのが一般的です。赤ちゃんはあっという間に大きくなり、服もサイズアウトしてしまうので、ベビー服は少し大きめを選ぶと、長く着られて喜ばれますよ。替えがいくつあっても嬉しいスタイやハンカチは、定番の喜ばれるアイテムです。

「スタイはたくさん頂いたよ!」という方には、赤ちゃんのよだれで濡れてしまいがちな、抱っこ紐をカバーするアイテムもおすすめ。

お昼寝のときにも使える、おくるみや授乳ケープ、洗えるガーゼまくらも。

また、赤ちゃんだけでなく、ママも一緒に長く使えるブランケットも喜ばれるかもしれません。

赤ちゃんのためのアイテムでも、実際に日々の暮らしの中で目にして使うのは赤ちゃんのご両親。小さいうちは特に、ママとパパの趣味に合わせてデザインや色、柄を選ぶようにしましょう。また、可愛らしいデザインだけでなく、赤ちゃんのデリケートな肌に優しい素材のものを選ぶのも大切。小さい頃からの良質なものに触れる経験も、赤ちゃんにとって最高の贈り物になりますよ。

04|出産祝いに「のし」は必要?

しきたりを重んじる地域の親戚や、会社の上司、お世話になった方への贈り物であれば、「のし」を付けて贈った方が良いでしょう。「のし」には贈った側の名前を記載するので、贈り物をたくさん頂く時期には相手にとって整理がしやすく、お返しを考える際にも役立ちます。水引は、「何度あっても嬉しいお祝い」という意味の、紅白の蝶結びを選びましょう。

一方、親しい間柄で付けなくても気にされなかったり、かわいらしいデザインの方が好まれる相手であれば、リボンを付けてプレゼントすると喜ばれるでしょう。SNSに写真を載せたりする場合はリボンの方が喜ばれる場面もあるかもしれません。メッセージカードを付ければ、お祝いの気持ちを伝えられますし、贈り主の整理にも役立ちます。

ただし、リボンを付ける場合は「のし」は付けないように。両方付けるのはマナー違反になってしまうので注意が必要です。

05|出産祝いに添えるメッセージはどんな内容?

まずは、お祝いの気持ちをきちんと伝えることが一番大切です。そして、相手の体調を気遣う一言も。出産後は、体調不良や子育ての大変さからストレスが溜まっていたり、精神的にナイーブになってしまうこともあります。相手を思いやる気持ちで、長文になりすぎないシンプルな言葉でお祝いの気持ちを伝えましょう。

06|出産祝いの渡し方、送り方は?

正式には出産祝いは、直接合って贈り物を渡すことがマナーとされていますが、相手の体調や、対面でのやり取りが心配な場面では、郵送することをおすすめします。贈る前に、相手の体調を気遣いながら、受け取りの日時を確認する連絡を入れる配慮があると良いでしょう。直接会う予定があれば、手渡しをしてお祝いの気持ちを伝えましょう。

■直接手渡しする場合

ご自宅にお邪魔する場合は、袋や風呂敷から出して手渡ししましょう。袋や風呂敷は持ち帰るように。お店など出先で渡す場合は、持ち帰りを考えて袋も渡します。あまりに大きいものだと、ただでさえ赤ちゃんの荷物が多いところに手が塞がってしまうので、ギフトのサイズにも注意しましょう。雨の日はビニールをかけるなどの気遣いもあると親切です。

■郵送する場合

宛名は、一般的には赤ちゃんを出産した母親の名前を書きます。ただし、父親と友人という場合には、父親の名前を書いても問題はありません。赤ちゃんの名前が分かっていれば、母親の名前と連名にすると喜ばれますが、漢字の間違いが無いように注意が必要です。

また、普段から出産祝いのギフトを扱うお店ではあまり心配はありませんが、そうでない場合は外箱の段ボールにも配慮した方が良いでしょう。日用品をネットで購入したときのような、雑多で汚い見た目の段ボールでは、せっかくのギフトも台無しに。現物を見ずにネットで購入する場合は、ギフトのセットの仕方や、外箱の様子を見せてくれるお店で購入すると安心です。

07|気を付けたいタブーとは

出産祝いは必ず出産後に、母子の健康が確認できてから贈るようにしましょう。「お祝いを贈らなければ」という思いが先行しすぎて、相手への思いやりを欠くことのないよう、配慮が必要です。

お祝いで伝える言葉やメッセージカードに記す言葉は、不吉なことを連想させる「忌み言葉」に気を付けましょう。「流」「失」「死」「落」「消」「切」「病」などの言葉が含まれないように注意が必要です。

ギフトの内容も「切」を連想させるハサミなどの刃物はNG。悲しみの涙を拭うものというイメージの真っ白な無地のハンカチや、日本茶は弔辞を連想させるので避けた方が良いでしょう。ただし、ハンカチを贈る場合は可愛らしい色柄のガーゼハンカチなどであれば問題なく、プレゼントとして喜ばれますよ。

また、授乳中のママが口にできない、カフェイン入りのものやアルコール類も贈らないようにしましょう。

さいごに

嬉しいお祝いで、「喜んでもらいたい!」と、ワクワクした気持ちで選ぶ出産祝い。一方でデリケートな面もあり、配慮も必要なギフトですが、一番大切なのは心からお祝いする気持ちと、相手への思いやりです。

オブラブでは、シーンや相手に合わせたギフト選びのアイディアもご紹介していますので、ぜひご参考に見ていただけたら。

〈アイデア編〉

赤ちゃんの健やかな成長を祈る、素敵な贈り物の手助けになれば幸いです。